「豊頃町子どもの夢づくり事業」として本校では、体力向上をテーマに「楽しい運動教室」を開催しました。
小学校期は,「歩く」「走る」「跳ぶ」など基本的な動作を覚えることから,「走って跳ぶ」のように動きを組み合わせる,すなわち複雑な動きができるようになる時期です。この時期は,「ゴールデンエイジ」と言われ,動きを見ただけで真似することができる,人生で最も運動能力を高めることに適した時期です。しかし,取り組む運動自体に楽しみがなく,繰り返し練習のようなトレーニング的なものになってしまうと,子どもたちの運動意欲が高まらず,その後のスポーツライフにも影響しかねません。このような考えのもと,楽しく運動しながらも動きを組み合わせる運動に挑戦しました。
児童6人の他、保育所の年長さん3人とお母さん方3人を交えて汗をかきました!
講師は帯広大谷短期大学 高瀬 准教授。
さまざまな運動を通して、無理なく楽しく運動しました。
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基本は鬼ごっこですが、足形・手形の上は安全。移動している間に鬼はタッチをします。鬼は動きを見ながら、ねらいを定めながら、タッチに行きます。相手の動きを読むトレーニングにもなり、バスケットやサッカーにつながります。
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相手が投げたスポンジボールを指示通りの場所に当てます。「頭!」と言われたら頭に当てます。しっかりとボールの動きを見ることや、ボールに向かっていく動作が、捕球の動作につながります。
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円になってボールを地面にバウンドさせます。バウンドさせたら、となりの人がバウンドさせたボールを取ります。次の人がとりやすくバウンドさせたり、すぐにとなりのボールをとったりと、さまざまな運動機能をつかいます。
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ころがしドッチボール!あたらないように逃げるにはボールを正面からみることが必要。背中を見せて逃げていたらあたってしまいます。
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あたったら、いすまで走って「えーん、えーん、えーん!」と3回泣いたら復活できます!
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みんな知らず知らずのうちに、たくさん体を動かし、運動能力を高める要素が至る所に入っているプログラムでした。講師の高瀬先生は「やらせる運動は運動嫌いになってしまうので、プラス思考で楽しく体を動かすことが大切!」とおっしゃっていました。大人も参考になることが多い教室でした。